1999年第2期(3〜4月)作品
今期のテーマは『お花見』『こども』『希望』の3つです

TOMOちゃんの作品

あらだいさんの作品

沙恵希さんの作品

播州砂沙美浪士さんの作品

コンバット斎藤さんの作品

パワーマンさんの作品

唐須一二三さんの作品


TOMJINさん、るりゅーさん、えびすさん、けいんさん、藻枝笹峰さん、
刑部樹雷守慶樹さん、DIN-GIRさん、李 裕祥さん、Explorerさんは未提出でした。
TOMOちゃんの作品

投稿作品のテーマ:お花見
タイトル:永遠の約束

春風が吹き、花々が咲き乱れる4月。
長い冬眠から覚めた桜の木が全身で春を喜んでいる。
春風に揺られ、どこからともなく飛んできた桜の花が宙を舞う。
そんな4月の、とある日曜日、
ここにも草花と同様、春を喜んでいる人々がいた…
天地、魎呼、阿重霞、砂沙美、美星、清音、鷲羽、信幸、勝仁、そして魎皇鬼の
天地ファミリー+αである。
大きな桜の木がある柾木神社へと続く階段の近くに、大きなシートが敷かれ、
そのシートの真ん中にはお重箱のような、大きな入れ物に入ったたくさんの料理が並んでいた。
もう、何を言いたいか分かるだろう。
今日は柾木家の「お花見」なのである。
柾木家では何かイベントや行事があると必ずと言ってもいいほど、お祭りがある。
柾木家住人はそういったお祭りが大好きなのだ。
もちろん、砂沙美もその一人であった。今日も朝早くから、この「お祭り」のために
焦る気持ちを押さえながら、一生懸命 料理をしていたのだ。
ほんとに偉い9歳である。
かわいくて、無邪気で、家事全般なんでもできてる砂沙美ちゃんはほんと、一家に一人いてほしい
女の子である…
と、個人的な意見はおいておいて、話を進めよう。
『お花見』や『お祭り』とは言ったものの、お酒をのみ、酔っ払っては、大はしゃぎする…
たったそれだけなのだが、大人にとって見ればそれが最高のお祭りなのだろう。
大宴会と言った方が適当かもしれないが…。
もちろんお酒を飲めない砂沙美にとっても最高のお祭りのはずである。
今日はそんな『お花見』という名の『お祭り』なのだ。

普段では人気(ひとけ)のない山奥に楽しそうな笑い声が響き渡る。
言い争いをしているような大きな声が聞こえたかと思うと、歌声が聞こえてくる。
実に様々な声が春風にのって聞こえてくる。
もう、お祭りははじまっているのである

「はいはい、ではアンコールにお答えしてもう一曲…」
「ちょ〜っと! 次はわたくしの番でございますわ!」
「なにぃ? おめぇはさっき歌ったじゃねぇ〜か」
「あぁ〜ん、ずるいよお姉ちゃんたち、次はわたしが歌うんだからぁ〜」
「あのぉ〜、私たちまだ一曲も歌ってないんですけど…あぁ!」
「何やってんのよぉ〜あんたは! さ、はやく拭きなさい」
「つまりレーザー媒質において誘導放射が起り、その時に一方の反射率を……って
みんな聞いてる!!」
「おい、けんかはやめろよぉ〜!」
「そうじゃ! ならここは平等にわしが北島○郎の『まつり』でも歌うとするか」
「よっ、いいですねぇ〜お父さん!」
「みゃあ〜みゃあ〜みゃあ〜!」
………………。
まさに『お祭り』もとい『おまつり』である。
成り立っていない会話の中、ある人たちは宇宙で買ったカラオケのマイクの取り合い、
ある人たちはビールをこぼして大慌て、ある人は訳の分からない説明を勝手にはじめ、
またある人たちは別の話題で盛り上がっている……
確かに天地ファミリーらしい会話である。
こんな状態ではあるが、みんながみんな、お祭りを楽しんでいた。
もちろん、砂沙美も思う存分楽しんでいた。
お花見という名のお祭りを…そして、柾木家に最後となるお祭りを………。
南の空に昇ったお日様がそんなみんなを暖かく包んでいた。

そんなこんなで時間は過ぎ、太陽も西に傾き始め、風も少し強くなり始めていた。
同時に、昼前からはじまった『お花見』も終わりに近づいていた。
暖かかった空もいつのまにか、すずしげな空に変わっている。
春と言えどもまだ4月…さすがにこの時間になると少し冷えてくる。
だが、お祭りが終わりに近づいた理由はそれだけではない。
もう一つ大きな理由があった…それは、
お酒を飲んでいた人たちがもう出来上がっているのである。
いや、できあがった状態をすでに超えていた。
魎呼はいつものことながら、普段ではあんまり飲まない、阿重霞や勝仁、信幸に
ミホキヨまで酔っ払ったうえ、寝入ってしまっている。
おそらく、阿重霞や清音は魎呼に無理矢理飲まされたのであろう。
美星は…お酒飲んでなくても普段からよく寝ていることが多いので特に心配する必要はない。
そして、阿重霞についで魎呼も、一升瓶を片手に夢の中へといってしまったようである。
鷲羽はというと…何時間か前に研究室へと帰っていってしまった。
「あっ、そうか!」と大声で叫んだのち、戻っていったので、今やっている研究か実験のヒントか何か
浮かんだのだろう…今度は何を研究しているのか、何をつくっているのかは謎であるが…。
砂沙美と魎皇鬼は宴会場から少しだけ離れた池のほとりにいた。
お酒を飲まない砂沙美はみんなが出来上がる前に魎皇鬼と共に避難していたのである。
ミホキヨやオヤジ組はともかく、魎呼そして、何よりも怖いのが阿重霞である。
普段は上品な感じがするがお酒を飲むと一転して……皇女にあるまじき行動を始める…。
そのことをよく知っていた砂沙美は魎皇鬼を連れて、避難をしていたのである。
賢明な選択である。
そんな時、いつも自分についてきてくれる魎皇鬼はペットではない。
少なくとも砂沙美はペットとは思ってないだろう。
砂沙美にとっては大切な友達なのだ。

話を戻して…天地はというと…
さっきまで魎呼と阿重霞に捕まっていたのだが、やっと解放された様子だ。
と言っても二人が寝てしまったので解放されたのであって、
もし二人が起きていればそうはいかなかっただろう。
それだけを考えると天地が少しかわいそうに思えてくる。

というふうにお祭りは終わりへと近づいていた。
天地は先程まで見るゆとりもなかった桜の木をしばし眺めていた。
本当に大きな木である。天地がものごころついた頃からずっとこの場所にあるこの木を
眺めていると、昔の記憶がよみがえってくるのを天地は感じていた。
「そういやぁ、俺と親父とじっちゃんの三人だけの頃はお花見なんてしなかったなぁ」
天地は魎呼とはじめて会ったあの日からの記憶が走馬灯のようによみがえってきていた。
宇宙での体験、神我人との戦い、1970年に時空間移動したこと、そしてみんなとの出会い…
「そう、あの時も桜が咲いていた……あれからもう何年も経つんだなぁ
昨日のことのように鮮明に覚えているよ、早かったなぁ、この数年は…
これからもずっとこんな日が続くのかなぁ」
天地はこんな毎日がずっと続くのかと思い、うんざりすると同時に笑みが浮かべていた。
春風にのった桜の花の中で、天地はしばし思いをはせていた…

「砂沙美ちゃん、何してるの?」
しばらくしてから天地が砂沙美と魎皇鬼の所にやってきた。
砂沙美と魎皇鬼がずっと水面の方を眺めているのを不思議に思った天地がそう尋ねたのである。
「あっ、天地兄ちゃん!」
天地の声に気づいた砂沙美が後ろを振り返った。
「お魚さんがいるの」
天地は砂沙美の隣に腰を下ろし、すぐ前の水面の方に目をやった。
すると、夜店の金魚すくいの金魚ほどの大きさの魚が数匹、ゆっくりと泳いでいた。
夜店の金魚と言っても、魎呼の夜店の金魚ではないのでご注意を…。
「ほんとだ」
天地もその魚たちを少し観察しはじめた。
しばらくして何を思ったのか突然魎皇鬼が水の中に手を入れた。
「みゃぅぅ〜〜」
先程も言ったが春と言ってもまだ4月。
水の中に手を入れたものの、冷たさにびっくりしてすぐに水の中から手を抜いた。
きっとその魚でも捕まえようと思ったのだろうが、
魚は魎皇鬼にびっくりして、どこかに逃げていってしまった。
それを見ていた砂沙美と天地がくすっと笑った。
その笑い声に反応して、魎皇鬼は後ろを振り向いた。
魎皇鬼は魚の方に夢中になっていて、天地がここに来たことに気づいていなかったようである。
しかし、魎皇鬼は次の瞬間、「みゃ!」と言い残し、砂沙美たちから離れていっていまった。
怒って離れていったのではない。
「みゃ!」と言った時の顔が笑っていたので、そうではないことは確かであるが、砂沙美と天地は
なぜ魎皇鬼が逃げていったのか、わからなかった。
「あっ、あんまり遠くにいっちゃ駄目だよ」
砂沙美がそう言うと同時に魎皇鬼は砂沙美たちの視界から消えていった。

今、この場にいるのは砂沙美と天地の二人だけである。
天地のことが大好きな砂沙美にとって、これはとてもうれしいことだ。
最上級の人が自分の隣にいて、二人きりなのだから砂沙美にとってこの瞬間は願ってもない
チャンスであった。
魎皇鬼はそういう砂沙美の気持ちを知っていて、あえて二人きりの状況を作ったのだ。
なかなか粋な計らいである。
桜をのせた春風が二人の前を流れていた…
そうして二人きりとなった砂沙美と天地はしばしの沈黙のあと、ぎこちない会話を始めた。
「桜がきれいだよねぇ〜」
「そうだね」
………
「ちょっと寒くなってきたね」
「そだね」
………
「明日は月曜日かぁ、○×スーパーの定休日だよぅ〜」
「そっか、そうだったっけ」
………
一つの話題が二行で終わってしまう短い会話をした後、少し沈黙があり、また短い会話が始まる。
こんな繰り返しが少し続いたが、砂沙美が池の中央に目をやった時の
「大きくなったね」と言う言葉が二人に話を続けさせた…

「大きくなったね」
「ほんとだ」
「砂沙美たちがお兄ちゃんと出会ってからもう何年経つのかなぁ?」
「何年経つんだろう…本当にはやかったぁ…」
阿重霞の船であった龍王がすっかりと大きくなって、池の中央に根づいている。
砂沙美と天地はその樹を眺め、互いに出会った時のことを思い出していた。
時間の流れを感じながら…。
「砂沙美はね、魎呼お姉ちゃんや美星さんや清音さんやお父様やおじい様、そして
天地兄ちゃんに出会えてほんとに幸せだよ。だって今がこんなに楽しいんだもん!」
砂沙美は今まで改めて言うことが出来なかった心の内を話しはじめた。
樹雷王家第二皇女の砂沙美にとって、こんな体験は今までにできなかっただろう。
もちろんそれは天地にとっても同じことではあるが…。
「俺だって、みんなに出会えてよかったって思ってるよ。毎日がお祭りみたいだしね」
砂沙美は笑顔を浮かべて、ぽつりとつぶやいた。
「これからもずっと続いてほしいなぁ…夢のように楽しい毎日が」
夢のような生活…夢のような毎日…夢のような………。
「ねぇ、砂沙美ちゃんの夢ってなに?」
天地はいきなりそのような問いかけを砂沙美にした。
そんなに深い意味があるわけでもなく、なんとなく気になってした質問だったのだが、
砂沙美は思ってもいなかった質問に少し戸惑っているようである。
砂沙美は少しだけ考え、ゆっくりと答えた…
「砂沙美の夢はねっ、………立派なお嫁さんになることかな」
「砂沙美ちゃんだったら絶対に素敵なお嫁さんになれるよ!」
砂沙美らしい答えを聞いて、天地も自分の想いを砂沙美に述べた。
砂沙美は顔を赤らめながら、逆に天地に問いを投げかけた…
「……ねっ…誰のお嫁さんか知りたくないの?」
今後は天地が思いもしなかった質問に戸惑っている。
「えっ? だれのお嫁さんなの?」
天地はそう続けた。
「…天地兄ちゃんの……お嫁さん」
天地は自分の名前が呼ばれたのをきいて、更に戸惑っている様子。
砂沙美は顔を真っ赤にして、天地の方をずっと見続けている。
だが、その顔は真剣そのものであった。
天地とは対照的だ。
「でも、お兄ちゃんは素敵だから…ライバルが多いから…砂沙美なんて…」
「そんなことないよ、砂沙美ちゃんはすごく素敵だと思う」
天地はまだ落ち着きを取り戻していないが、真剣にそう答えた。
…冷たい春風が二人の間を吹き抜けていった。
「ね、天地兄ちゃんの夢ってなに? お兄ちゃんの本当に好きな人って誰なの?」
砂沙美は引き続き、真剣な顔で尋ねた。
そんな砂沙美のするどい質問だが、今度の天地はまったく戸惑っていない。
風がやんでいる…風の音がしない…まるで時間がとまったように…。
「俺は…俺は、みんなと一緒にいられたら……それで十分だよ
だから、今がずっと続いてほしい。魎呼も阿重霞さんも砂沙美ちゃんも、
みんなみんな大好きなんだ!
だから…みんなにいてほしいんだ! 一人になんて決められないよ…。
だって、俺はみんなが好きなんだから。」
それは天地の素直な気持ちだった…
長年、心の中にしまい続けてきた自分に正直な気持ちであった。
「天地兄ちゃんなら、そう言うと思ってた。砂沙美はお兄ちゃんのそういうところが好きなんだもん!」
天地は少し照れているような素振りを見せるが、すぐに自分でそれを隠した。
「駄目だなぁ、俺って、こんな優柔不断だし…」
「砂沙美はお兄ちゃんのこと、優柔不断だなんて思ってないよ!
でも、もし一人に決める時がきたら…砂沙美もその候補にいれてね」
「ああ、もちろんだよ!」
やんでいた風が一段と強くなって戻ってきた。
その強い風にとばされた桜の花が風の色をも変えていた。
砂沙美も天地も、とてもすがすがしい顔をしていた。
心の中を覆っていた雲が晴れていくのを感じていた。

「ねぇ、お姉ちゃんたちは?」
「みんな寝ちゃった、そろそろ終わりにしようか?」
「そうだね、今日は本当に楽しかった」
「ああ」
「…天地兄ちゃん」
「なんだい? 砂沙美ちゃん」
「これからもよろしくね」
「うん、こちらこそよろしく!」
二人はかたい握手を交わした。『ありがとう』とこれからの『よろしく』を込めて。
今更と思うことだが、二人にとってはまったく不思議なことではなかった。

「天地ぃ〜、あっ!! てめぇ〜ら何やってんだ!! ヒィクッ!」
こうして『お花見』と言う名の『お祭り』は終わった…。
だが、もう一つの『お祭り』も終わろうとしていた…。
今まで、続いてきたお祭りのような日々が。
あの約束の握手はさよならの握手へと変わってしまった…

永遠の約束は悲しい恋の始まりだった…
あいつは春風と共に姿を消した……


明日にはすべての『お祭り』が終わる。
それは神様だけが知っている真実であった。

翌日…
「掃いちゃうのが勿体ないくらいだね」
そう言いながら、天地と砂沙美が桜の花びらを掃除していると…
魎呼と阿重霞が箒(ほうき)の取り合いというくだらない理由で喧嘩をはじめた。
喧嘩の体裁に入ったハズの天地だったが、「この際、どっちを取るかはっきりして!」
と魎呼&阿重霞に詰め寄られことに…。
なんとかその場を逃げ出した天地はそのまま何かに誘われるように裏山の奥へと駆け出した。
そこには今が盛りと咲き誇る、椿の木が…。
天地に、椿の花びらが舞い落ちる。
そして、木の幹には妖しくも美しいハルナが浮かび上がっていた……………。


(劇場版天地無用!inLove2に続く!!)

TOMOちゃんによる後書き
最後の方は映画の予告にあった言葉をそのまま使わせていただきましたが、
結構、お話にマッチしているような気がして自分では結構気に入ったりしているのですがどうでしたか?
(やっぱり駄目だったかな?)
久しぶりに長め(と言っても短いけど)の分を書いたんですが、ほんと時間がなくて大変でした。
なんとか映画公開までに書こうと思っていたので、受験生なのに勉強もせず(ぉぃ
ずっと書いておりました。
(ちなみに、この話は映画を見る前に書いたものです)

あらだいさんの作品
投稿作品テーマ:お花見
投稿作品テーマ:こども
大意

いと単純ですが、花見といえば3色のお団子!!
ただ自分としては花を見るという
性分じゃあないので。
結末的におかしくなってしまいました。
大意

テレビシリーズの雪で遊ぶ砂沙美ちゃんを
イメージといいますか、
非常にそのものです。
雪遊びをしている砂沙美ちゃん…
いいですよねえ。(個人的に)
投稿作品テーマ:希望
大意

本当にヒネリがなくてすいません。
砂沙美ちゃん、君しかいないのです。
天地シリーズを続行させられる影響力を持つ娘は!!
そのためには、もっとアピールしましょうね。

沙恵希さんの作品

投稿作品のテーマ:希望
タイトル:夢のまた夢

草原を優しい風が吹き抜けていく・・・
白い雲は青い空の高いところで私たちを眺めていた
耳を澄ますと、風が自然の声を運んでくる

温かい日差しの中桜の花びらが宙を舞っていったよ
それを目で追っていったら、君はもう空にいるのさ
白い羽根をつけて、空にいるのさ

遠くの方に虹が見えたよ
それは素敵な色とりどりの夢色だったんだ
私は虹に座って鳥さんとおしゃべりをしたよ

西の空が赤くなったよ
赤と青の奇麗なグラデーションに私は包まれたの
たくさんの星、にっこり笑顔でこんにちわ

また翔んだ

全てが後ろへ流れていったよ。
真っ暗闇で一つ明るくて優しい光が見えたよ。
何故か君の笑顔を思い出し、嬉しくなって
涙が一粒こぼれたよ

涙の中の想い、感じれたよ・・・

沙恵希さんによる後書き

ははは、締め切り直前に速攻で考えたんで
見事に良く分からん内容ですね。
今回はちょっと抽象的なの狙ってみましたが、どう?
砂沙美ちゃんのイメージと共に誰かにとって希望で
ある事をなんとな〜く表現してみたつもり。

播州砂沙美浪士さんの作品

 投稿作品のテーマ:希望
タイトル:ありがとう・・

砂沙美ちゃん

君と出会って、もうどれくらい経つのだろう?

君と出会う前の僕はいつも自分の事ばかり考えていた・・

他人の事よりも自分中心の事ばかり・・

しかし

その考えが、いかに愚かでとても悲しい事だと教えてくれたのは

君だったよね

君はいつも美紗緒ちゃんの事ばかり心配していたよね

自分自身がどんなにつらい目に会っても

たえずあの子の事を想っていたよね

君は教えてくれたんだね

人を想う心の大切さを・・・

人は自分一人だけじゃ生きて行けないことを・・・

今の僕は本当に幸せだよ

愛する君がいて、そしてすばらしい仲間達がいる

すべて君のおかげだよね!

砂沙美ちゃん

本当にありがとう

やさしい心を僕に与えてくれて・・

そして、人を想う心をありがとう

播州砂沙美浪士さんによる後書き

私が砂沙美ちゃんに教えてもらった事・・・
それはやっぱり人を想うことなんですから・・・
なんかやっぱり恥ずかしいですよ・・
詩を書くってむずかしいなぁ・・・

コンバット斎藤さんの作品

 投稿作品のテーマ:希望
タイトル:大好きな君へ

いつのまにか好きになっていた.......
その透き通るような青い髪
見ていると吸い込まれそうな赤いひとみ
そして太陽のような笑顔
・・・きみの全てを好きになった
でも君は年上のあの人を見ると
顔を赤らめて目の輝きが一層増して.....
......あの人を思っているのは一目瞭然だった..............
でも僕は諦めない
君が僕に振り向いてくれる希望が
ほんのわずか でもあるのならそのことを信じて待ちづけるよ.....
砂沙美ちゃん愛してるよ..........

コンバット斎藤さんによる後書き

どうも初投稿のコンバット斉藤ともうします
あうはづかしい内容デスね(=−−)
でも思い付いたことをどんどん書いたら
こんなんなってしまいました
変なところがあったらどんどん突っ込んでください
ではでは

パワーマンさんの作品

 投稿作品のテーマ:こども
タイトル:いま、この瞬間(とき)を・・・

よく晴れた空のように鮮やかな水色の髪、
澄んだ心をまっすぐ映した汚れ無き瞳、
みずみずしく、つやのある綺麗な肌、そして
聞いているだけで幸せになれる、自然な声
ぼくの心を魅了した一人の少女よ。

子供の時っていいな。
学校での勉強に、うちに帰ってからの宿題、見ていて大変そうだ。
でも、その代わりいっぱい遊べて、笑って、怒って、泣いて
時には悩んで、いまを精一杯、おもいっきり生きて、
小さいながらも、若く、美しい命が輝いている。

そんな姿にぼくは何かを学んだ。まさかこんな歳になって
たった10歳の女の子に教えられようとは・・・

でも、いくら子供のままでいたいと願っても、いさせてあげたくても、
人は皆大人になっていく。子供の時ってほんの一瞬でしかない、
時間とはなんて皮肉で、残酷なものなのか。

大人になったら子供の頃をふと振り向く時が必ずやってくると思う。
そして、魔法少女として活躍したあの姿も、懐かしい思い出の
ひとコマに変わるはず。

だからこそ、大切にして欲しいんだ、いまのこの瞬間を、二度と来ない
この時を・・・

おや、遊び疲れて、眠ってしまったようだね。
ゆっくりお休み、砂沙美ちゃん。

パワーマンさんによる後書き 

ううむ、我ながらクサい(^^;
砂沙美ちゃんに育って欲しくないと願う皆さんが多い中、こんな詩を
かいてしまい、ごめんなさいですぅ(TT)
こどもの魅力って、ちっちゃくて、見かけが可愛いだけでなく、やっぱ
一番は純粋さなど、大人には真似出来ないといったところですか。
今回はTV版サミーをイメージして作ってみました。

唐須一二三さんの作品

 投稿作品のテーマ:こども
タイトル:告白〜私の日記〜

はあ、コ・ド・モ・・・か
ねえ、砂沙美ってまだコドモなのかなあ
砂沙美はオンナノコのつもりなのに・・・
みんなは砂沙美の事「まだ子供だから」って言うの
お兄ちゃんはどう思う?
やっぱり砂沙美の事「コドモ」だと思う?
ねえ、どうなの?
うん、そうだよね・・・
お兄ちゃんから見れば砂沙美ってまだまだコドモなのかもしれないよね
でもね・・・でも・・・
お兄ちゃんのコト好きな気持ちは誰にも負けないもん!
そう、誰にも負けないもん!
まだ勇気は出ないけれど・・・
でも、きっと・・・いつかきっと・・・
言うから・・・必ず言うから・・・
その時まで待っててね、お兄ちゃん・・・

唐須一二三さんによる後書き 

どもっ、唐須でおます。
いやあ、はっはっは…書き終わるまでこーゆーオチになるとは思いませんでした。
私の頭の中っていったいどーなってんでしょうなあ(^-^;)

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